2代目ミニゴリラ
現行ミニゴリラは、カー用品店等では先月の決算セールで大量にさばいていたようだ。
新型機の投入については、「来る」という人もいれば「いや来ないだろ」という意見もあって、はっきりしなかった。
最近ポータブルナビの新型が次々に出てきているから、それを受けて新型を投入してきたのかもしれん。
時期的には、夏の商戦までには値段が落ち着きそうな感じ。
新型(NV-SB250DT・NV-SD200DT)は、前者がバッテリー内蔵・後者が内蔵バッテリーなし(別売バッテリーケース使用可)という点と、外観が違う。
後者の外観は、現行の上位機種「ワンセグゴリラ」と変わらないように見える。
基本的には、いずれもワンセグゴリラの改良版ということだろう。
(追記:ワンセグ非対応なローエンドモデルも、内蔵メモリ2GB版(NV-M200)に置き換えられる模様。)
新型で強化された点は、従来機種を競合他機種と比較した場合に、弱点と見られてきた部分と言える。
具体的には、内蔵メモリを倍増し(1GB→2GB)、バッテリー内蔵モデルを追加した。
暗証番号でのロック機能といった独自の特徴は、従来機種から引き継いでいる。
さらに、車載キットに加えて、今まで別売だった卓上ホルダやACアダプタが同梱されるらしい。
これにより、自宅でGoogle Mapとか見ながらポイント登録といった作業も楽に行える。(ACアダプタは、PSP対応で容量に余裕がある製品なら流用できるのだが)
(コネクタ形状や電源電圧に変更はないようだが、従来機で利用できていたアダプタでも、新型では動作しないものがあるらしい。純正アダプタを利用するのが安心のようだ。)
お値段は、バッテリー内蔵モデルが定価10万弱、内蔵しないモデルは9万円台前半と、後者は現ワンセグゴリラからほぼ据え置き。
メモリ増量と同梱品が増えた分を考えれば、まぁまぁ良い価格設定である。
インクリメントPがWindows Mobile向けの汎用ナビシステムを提供し始めたし、今年はメモリーナビがにぎやかになる。
PND(PortableNavigationDevice)の上級版としての正常進化と呼べる内容だろう。
自立航法ユニットなしで、つまりGPS信号のみを元に動くナビとしては、ミニゴリラは国内で買える製品の中では最もバランスのいいナビ性能を有すると思われるシリーズだけに、その性能も非常に気になる。
ナビ機能は、そう大きく進化していないように思える。
現行モデル(NV-SD10DT・NV-M10)では、細い路地をルート案内に含めないらしいのだが、新型では情報量UPに伴いルート検索に利用するようになったかもしれないし、やっぱりしてないのかもしれない。
ニュースリリースの比較画像を見るに、目的地が路地の先にあった場合は、きっちり路地まで通過ルートとして表示してあるのだが、はてさて。
わしのナビ、いいかげん古過ぎて寒い時期はディスク読めなかったりして、買い換えろ~ってオーラ出しまくってるからよけいに気になる。
SONYのnav-uはバッテリ内蔵だったり慣性航法ユニット内蔵だったりVICSユニットが追加可能だったりと魅力的ではあるのだが、厚みがあるのが難点。
車がコンパクトなため、ナビも邪魔にならないサイズのが欲しいのだ。
ミニゴリラの4.5インチという画面サイズは、店頭で見る限り大きすぎず小さすぎずで気に入っている。
それと、ナビのモニター用な汎用マウントが使えるとなお良い。
お値段は定価や参考価格の情報が出ているものの、これはイマイチあてにならんだろう。
SD200DTと同じく定価9万円台な現行ワンセグゴリラが5~6万円台で売られてきたわけだし、例によってお値段おさえめなオートバックス専売モデルもあるだろうし。
まぁ旧型のCD-ROMナビからの乗り換えであれば、ナビとして退化する点はおそらくあるまい。
となると問題は価格か・・・。
個人的には、内蔵バッテリーがなくても問題ない(必要ならバッテリーパックをつなげば足りる)し、本体が小さい方が良いのでSD200DTになると思う。
携帯のナビ機能で間に合うことが多そうだから、外で地図代わりに使うことはないはずだし。
だが、わしが買い替えを決意した頃には新たなライバルが登場している可能性もなくはない。むしろそのくらいの方が楽しくもある。
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