ヒマだけど遊べない
怪我してから更新頻度が高いッスねこんばんわ。
どうにも、回復のためおとなしくしとこうとするとヒマでね・・・。
痛い箇所に負担がかからない体勢で指だけ動かす分には、さほどきつくもないし。
ところで、本日より改正道路交通法が施行されたそうで。
トピックは飲酒運転への罰則の強化・75歳以上のドライバーの免許更新において認知機能検査を実施など。
飲酒運転1回で免停もありうるというのは大きい。
また、飲酒運転やひき逃げによって生じる、免許を再取得できない期間を拡大。
ひき逃げの場合で、実に10年。
高齢ドライバーの認知機能検査については、その結果で更新拒否は無いらしいけど、事故を起こした場合には医者の診断を要し、認知症とされれば免許取り消し。
いずれも、クルマを凶器にしてしまった場合のペナルティ。
まだゆるいと思わせる部分もあることだし、これに引っかかったら文句は言えまい。
クルマ雑誌を読むと、もみじマーク等について「俺は75歳以上なんだけど、こういう扱いは失礼じゃないか?」的なコメントをしてる人がいる。
自動車評論家や元プロドライバーのように腕のある人ならそうかもしれないが、そういう人こそ公にそんなコメントをしちゃいけないと思う。
「こんなドライバーが免許を持って、実際にハンドルを握っているのはおかしい」と考えさせられることは多い。
上記のような規則が適用されるべきドライバーは少なくない。そういう人のための規制なのに、読む側が無条件な高齢者擁護のように受け取ってしまってはいけない。
クルマに乗ってモノを書くのが仕事の人間が、そんなもの書いちゃダメでしょう。
続きもクルマネタ。
さて。
マツダが電気駆動のハイブリッドを開発する部署を作ったようです。
走らせて楽しい がマツダの持ち味なわけで、マツダのハイブリッドはどういうモノになるんでしょうねぇ。
ロータリーエンジンをモーターでアシストするハイブリッドという噂はあるけれど、今のご時勢だと量販モデルにもハイブリッドの設定を考えなければならないところ。
REとモーターのハイブリッドは、本当に限られた車種にしか採用しないだろうし、車種に限りのあるマツダでは、ハイブリッド専用モデルはごく限られるはず。
マツダの場合、数の売れる車種にハイブリッドを搭載するなら、海外市場へのマッチングを重視しなければならない。
例えば、250km/hで巡航するアウトバーンでも、それなりの経済性が求められるんじゃなかろうか。
となると、プリウスみたいに高速では平凡な燃費になってしまうようなシステムではつらい。
もっと広い速度域で燃費を向上するハイブリッドが適している。
モーターアシストの比率や最大燃費を下げてでも、高速域までカバーするモノを開発したいんじゃなかろうか。
やっぱり、まずは小排気量のエンジンをターボで加給したシステムが先だろうねぇ。
デミオでテスト済みらしいし、走らせて楽しいという意味でも、欧州車で実績があるし。
そもそも、「軽さは性能」をよく理解しているマツダが、重たいバッテリーとモーターを積んでまで、燃費という数値性能を最優先するというのはイマイチ想像できない。
バッテリーの寿命と価格という問題もある。
数を売らなければ、5年程度で交換が必要な車種専用バッテリーは値段が下がらない。
はてさて、NCの次のロードスターはどうなるんだろう。
ハイブリッド化して重くなるよりは、排気量を落としつつターボ化して、軽さとリニアなフィーリングを守る方がずっといい。
もちろん、自然吸気のガソリンエンジンを採用し続けてくれれば、それが最高なんだけど。
マツダに限らず、今後はクルマづくりに路線変更が色々ありうるわけだけど、一体どのような流れになるんだろう。
安全性能は現行車でも技術的に十分だと思うから、今度は「安全のため」と称して肥大化した部分をそぎ落とし、余分なサイズ・重量・パワーを削る方向に向かうのかも?
実際、衝突安全性をとやかく言われるようになる以前のクルマは、意外に燃費が良かったりする。
今や旧車扱いのR32スカイラインも、きちんと維持して大人しく走れば、街乗りでリッター10kmくらいは走れるのだ。
数十年前のクルマでも、大衆車寄りのものでは20km/Lくらい走るモノだってあるんだとか。
・・・なんだ、今のクルマって無駄ばかりじゃないか。
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コメント
実際にプリウスに乗っていますが、高速道路で100km/h前後の巡航速度であれば、20km/l程度の燃費になります。さすがに、120km/h以上で走るとがた落ちになりますが。
投稿: タカ派の麻酔科医 | 2009/06/02 13:00
ふむふむ、約100km/h巡航でリッター20kmですか。
法定100km/hな日本の高速道路では、そのくらいで十分なのかなぁとも思えますねぇ。
もっとも、よく分からないけどハイブリッドにしたという方は、「普通、高速だと燃費上がるもんじゃないの??」と首をひねるでしょうけど・・・。
その点では、むしろ某訴訟大国での評判が気になるところです。
国内でも地域によっては全車線120km/h超で流れるのが普通だったりするので、高速の使用率が高いユーザーにとっては、リッターカーあたりが好適ということになるでしょうか。
軽自動車もそれなりに健闘しそうなものですが、いまどきの軽は背が高いモノばかりで、空気抵抗その他が足を引っ張ってイマイチ伸びないのだとか。
高速まで含めた燃費性能という点では、まだまだ過渡期にあるのでしょうけど。
ちなみに当方の近辺では、病院の業務用にプリウスを使っている所がある程度で、院長の私物はベンツとか国産の大排気量なガソリン車ばかり。
田舎道には似合わないとはいえ、専ら距離の短い通勤にしか使わないのだからと、趣味性その他を重視しているのでしょうけど。
投稿: 黒耀 | 2009/06/02 19:08