新型アクセラ見てきたっ
タイトルの通りッス。
その前に。
雨がちな天気のせいで、ちょっとだけ窓を開けておいたアクセラに虫が侵入してますた。
こういう時、屋根が開くクルマだと追い出すのがすごく簡単なんだけどねぇ。
夏場の熱気を抜く時にしても、屋根が開くというのはけっこう実用的な機能なのだ。
あと、ロードスターは降雪地には向かないと思われてるフシがあるけれど、実はそうでもなかったりする。
幌は柔軟なので、氷が貼り付いても軽く押してやるだけできれいにはがれるし、室内容積が小さいからヒーターの効きが早い。
冬のドライブで不便を感じるのは、軽量ゆえに急な上り坂が少々苦手なことくらいだ。
エアコンについては夏場も同様だが、夏はまずオープンにして室内の熱気を抜くということができるので、クーラーについては冬以上に有利とも言える。
それに、オープンのまま日射病対策さえすれば、クーラーなしで走行風で涼しくもなれる。
屋根がないから両腕が均等に日焼けするしね。
あと、FRとFFでは、雪道でどっちが安全かという議論がある。
いざスリップした時は、FRはまず駆動輪である後輪が滑るが、操舵輪たる前輪はグリップを保つことが多い。
直進時なら、ケツを振りながらでも直進はする。
アクセルをゆるめることで滑りを止められるうえ、前輪は本来のレーンに乗ったままなので軌道修正も安定する。
もちろん、状況が許せば後輪が滑り気味のまま曲がるのもOK。
FFは操舵輪と駆動輪が同じなので、滑ると操舵と駆動の両方が一度に不安定になる。
ブレーキやアクセルオフによる荷重移動でグリップが回復する状況ならともかく、凍結路面の凹凸がひどかったりすると、回復までに手間がかかってしまう。
前輪のグリップが回復するまでは、車の前半分が左右に振られるわけだが、一般的なFF車は車体の中央より前にドライバーが位置するモノが多いため、ドライバーも左右に振られ、直進したくてもクルマは蛇行してしまう。
慣れるまではこれがけっこう怖い。
それに、ゴムが比較的柔らかいスタッドレスでは、FF車の方が前後のタイヤの減りが均一になりにくい。
スタッドレスは使用期間が年に数ヶ月~長くても半年と短めで、しかも経年劣化のため3シーズン程度で交換が必要。
前後の減りを均等にするために、冬の期間中にタイヤローテーションを行う人はとても少ない。
ちなみに、スリップしてしまったら一番怖いのは四駆である。
四輪ともズルッといくので、交通量の多い場所でのスリップはスリリング。
スポーツ四駆はともかく、コンパクトカー等のいわゆる生活四駆は凍結路面での走破性を強化するための駆動方式ではないため、ある程度速度が乗った状態でアクセルを踏み込んで無理矢理狙ったラインに戻すといった使い方には向いてない。
いずれの駆動方式でも、横滑り防止装置がドライバーの助けになると思うが、あくまでサポート機能なので過信するべからず。
ともあれ、この件に関しては誰もが納得する解が見出しにくいのも事実だったりするのだが・・・。
本題は続きで。
さてさて。
見てきたといっても、残念ながら鍵をロックされた状態だったので内部は覗き込むくらいしかできなかったのですが、それでもいくつか気になった点があったので書いておきまする。
デビュー後に閲覧される場合の混乱を避けるため、投稿時点での現行型アクセラを「BK」あるいは「BK型」と呼称しています。
ちなみに新型はBL型だそうな。
今回見ることが出来たのは5ドアハッチバックのアクセラスポーツで、おそらく1.5L。
ATかCVTかは確認できず。
ちなみに1.5LならCVT、2.0LならAT(こちらは2種類)で、シフトゲートの形状でグレードがだいたい区別できるようだ。
まず、全体の造形がBK型よりも立体的で、実際の寸法変化以上にボリューム感がありますな。
フロントマスクは低くワイドに。存在感たっぷりである。
ツリ目なライトのバランスは、プジョーのお株を奪うもの。
フロント開口部は機能的に適切なサイズであり、デザインのためにいたずらに大きくしたりしているわけではない。
それと、少なくとも国内仕様では、セダンとアクスポのグリルは共通のデザインを採用する。
今回見たグレードでは、ヘッドライト後部から下端にかけて、オレンジのリフレクターが仕込んである。
異形4灯のハロゲンヘッドランプ装備車ですな。
色はオーソドックスなクリアオレンジで、後端部の比較的面積のある箇所は小さなドット(?)を並べてるんだけど、ここはもうちょっと凝った造形の方が良かったかも。
MSアクセラ以外でオプションらしいバイキセノンヘッドライト(HID)仕様では、このオレンジのパーツがクリア化され、一番内側のレンズもデザインが変わるので、よりすっきりした目付きになる。
より正確に言えば、ヘッドライトのデザインはハロゲンかHIDかで違ってくるようだ。
フロントタイヤ前方には、ボディ下に流れ込んだ空気を横に逃がすディフレクターが装備されているし、フロントガラスとルーフ前部の傾斜が従来よりゆるやかにつながっているようで、ここにも空気抵抗を低減しようという意図が感じられる。
なお、ルーフの大部分は地面と水平になっていない。
空力的な効果のみならず、雨に降られても屋根から水滴が落ちやすいため、ウォータースポット(水滴が蒸発する時に残る丸い跡)ができにくいという実用的な効能も。
フロントワイパーについては、樹脂フレームではなく従来どおりの金属製パンタグラフ。
グレードにより異なるというのも考えにくいので、ここはコストダウンの対象だろうか。
BK型アクセラで定番になっているように、新型アクセラも市販の樹脂orゴム製フレームなワイパーに交換することをオススメしたい。
見た目だけでなく、拭きも圧力が安定して快適になるはず。
ドアミラーはデミオ等と共通するデザインだが、カバー上部が少し後方へ伸び、走行時の風の巻き込みを抑え、風切り音を低減しているようだ。
なお、ドアミラー内蔵ウィンカーは標準装備でないグレードがあるか、あるいは全車オプション扱いになる模様。
まぁ光り物なので、ここは好き嫌いがあるしね。
リアもかなり立体感が増していて、表情豊か。
両サイドの力強い張り出しのため、リアタイヤはキャビンより外に位置しているように見える。
リアハッチのガラスはカーブが強くなり、テールエンドの空力特性に貢献してそう。
リアバンパーの突き出しはBKよりも大きく、これまた立体感たっぷりな印象を強めている。
さらに、リアウィンドウとハッチが接合する部分は一段窪んでいる。
ここでボディに沿って流れてきた空気を適度に剥がすことで、ボディ後方の乱流をコントロールしてるんだと思われる。
ルーフラインを後方へ伸ばしたようなテールゲート上部のスポイラーといい、リアエンドは段差の強調と低減を組み合わせて空力的な改良が進んだ印象が強い。
数値的に劇的な改善とまではいかないにせよ、少なくとも高速巡航での燃費には十分効き目があるだろう。
なお、テールライトの内側半分(テールゲートに付いている部分)にはバックランプが入っているが、白くスモーク化されたレンズの中にクリアバルブが入っており、バルブが目立たない。
(海外仕様では、片側がバックフォグになる。)
さらにアドバンスドキーレス装着車については、右側の内側レンズの内部にロック・アンロック用リクエストボタンがつく。
キーレスの有無にかかわらず、リアゲート中央下部にもボタンがあるのだが、これはDEデミオ同様に、押すとハッチがポップアップされるとみて間違いなさそうだ。
その真下の、ハッチを開ける際に手をかける部分にロック解除用のギミックがないのも、それを裏付けている。
(ディーラーの人に確認したところ、そのとおりとのこと。)
それから、オプション装備のバックモニターはテールゲートのマツダエンブレム内に装着される。
後付感がなく、目立ちにくいスマートな装着方式に好感が持てる。
魚眼レンズの映像を補正することで、ほぼ180°の視野角を持つらしい。
新型アクセラのダッシュボード上には、燃費情報等を表示できるマルチインフォメーションディスプレイが装備されるのだが、ナビをつけなくともこれと接続してバックモニターを利用できるのかどうかは不明。
(そもそも、公式発表前のため、マルチインフォメーションディスプレイが全車標準装備なのかも不明なのだが)
その他、急ブレーキの際にハザードランプを高速で点滅させて、後続車に注意を促す機能も装備されるとか。
後続車へのサインとしてポンポンとブレーキを軽く踏んでランプを点滅させるのは、教習所で誰でも教わっているはずなのに実践が全く徹底されていない。
だがこれは追突されないためにも有益なドライバー同士のコミュニケーションだと思う。
いまどきのクルマはブレーキ踏み始めの効きが強めになっており、加えて小刻みにブレーキを操作するとブレーキアシストが強めに作用する。
ブレーキランプを点滅させるだけのつもりでも、思ったより減速してしまうことがあるし、パニックブレーキの際には後続車へお知らせしている余裕がない場合もあるので、いざという時の親切機能として有益だろう。
続いて、実車を見に来てもなかなかやる人がいないことをやってみた。
フロア下を覗き込んでみたのである。
テール側から下を見ると、なんと片側出しマフラーのタイコが見えない。
タイコは後席の真下あたり、つまり後輪よりも前にあるのだ。
もちろん、排気系が通るセンタートンネル下は遮熱板に覆われている。
排気のパイプがリアサスの上を通過している点は以前から疑問だった。
普通のリッターカーであれば、リアの車軸の下を不恰好に迂回するように排気管がぶら下がっていたりするのだが、なるほどこれならタイコの重量でテールの動きが重たくなるのを防げる。
それに、リアバンパー内部はタイコを避けるための空洞が小さくて済むため、リアのラゲッジフロアを低くしたり、あるいはリアオーバーハングを純粋にクラッシュゾーンとして使えるという効果もある。
社外リアバンパーの造形の自由度が高そうだし、この部分をほぼ完全に覆うリアディフューザーなんかもアリだろう。
確認できなかったのだが、マフラーがこういう形状になっている以上、排気系は途中で2分割されているものと思われる。
それならば、社外マフラーも作りやすい。
純正マフラーエンドはリアサス中央寄りを通って左側へ出してあるが、パイプの短縮も兼ねて中央出しデュアルというのも似合いそうである。
それにしても、タイコを後輪より前にレイアウトするとは思い切ったものだ。
100万円台からの車種で、普通はここまでやらないと思う。
(注:2Lモデルでは、タイコは従来同様リアバンパー下に置かれる模様。
この違い、i-Stopが関連してるのだろうか?
ちなみにタイコはBKより小型化されているように見える)
追記:
うちのBK型20Sも、タイコは後輪より前にあるのをド忘れしてました・・・。
でも排気管がリアサスをまたぐ位置はBLの方が中央寄りだったり、バンパー下の空洞はBLの方が凹凸が少ない(スペアタイヤを廃止したから?)といった差異が。
リアサスのバネその他のレイアウトにも変化が。
それと、2Lの排気管は分割されているが、1.5Lのは分割されてない模様。
ボディサイドのライン、特にボディ後側はシャープな印象で、いまどき横からの姿にこれだけデザイン性を感じさせる日本車は少ない。
多くの場合、5ドアハッチバックの後部を横から見たシルエットというのは、まとまりなく不恰好になっているか、内部スペース優先で丸っこく締まりのない形だったりするものだ。
ホイールアーチはタイヤの外径に沿った形状ではなく、下の方がクリアランスが若干大きい、末広がり気味な形になっている。
おかげで、タイヤハウス上部のスキマが小さく見える。
確かではないが、サスペンションのバネは径が大きくなっているかもしれない。
前後とも、サスペンションについては改良が施されているとのこと。
リアのタイヤハウス内を見ると、ボディパネルのサビ止め塗装(厚みと若干の弾性のあるもの)が厚く、静粛性向上にも一役買っていそうである。
インテリアを覗き込んで気になった点を。
BK型では、左ハンドル仕様が基本になっているのかシフトレバーがセンタートンネル左側にオフセットされていたが、これが右ハンドルでは右側にオフセットするように改善。
シフトレバーそのものも、BKより高め(=ステアリングに近い位置)になっている。
まぁBKのシフトレバーが左寄りだったのは、前期型に設定のあった純正ナビ用コントローラがシフトレバーの右側にセットされていたせいでもあったのだが。
シフトレバーを車体中央よりドライバー寄りにすることで、シフト操作の際の腕の移動量を少なくするだけでなく、MT仕様(国内ではマツスピのみのようだが)やAT&CVTのマニュアルモードでの操作性が向上すると期待できる。
ステアリングシフトも、ようやくUP側がボタン型からパドル形状になり、操作しやすくなった。
皮巻ステアリングの表皮も、よりきめの細かいものに変わったかも。
ちなみに、スポーツモードつきATorCVT車の中にも、ステアリングシフトのないグレードがあるようだ。
ナビ装着部は周囲よりも突き出していて、タッチパネルを操作する際に手が届きやすい。
高さはメーターより少し低いあたりで、これは2DINナビを見る際の視線移動を減らすための流行である。
インテリアについては、最近のマツダ車でかなりのこだわりが見られるシートの改良がどんな具合か、大いに気になるところ。
まだ見ることしかできていないが、サイドサポートやレッグサポートの高さが明らかに現行型より増している。
腰まわりも様々な体型に対応できる範囲でサポート性を高めていそうなので、期待してよさそうだ。
もしアテンザのシートと基本フレームを共用するのであれば、車格以上の快適性を実現している可能性もある。
ちなみに、2Lエンジンに搭載されるアイドルストップ機構(i-STOP)は、10・15燃費の数値にはほとんど反映されないのだとか。
よって、ストップ&ゴーの多い市街地の走行では、実燃費がカタログ値を上回る可能性も。
まとめると、外から観察するだけでも、細部にわたって多くの改良が行われているのがよく分かった。
とはいえBK型もスタイルに古臭さは感じさせないし、それなりに燃費を気にしつつMTが欲しいという向きには、現行型の1.5L仕様が狙い目になる。
MSアクセラのパフォーマンスに惹かれるが、新型のエクステリアは派手すぎるかも・・・と、あえてBKを指定する方も実際にいるそうな。
言うまでもなく、BK型はアフターパーツが既に揃っているしね。
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